女 性感染症
(エイズクラミジアその他)
文:熊本悦明先生
コンドームは性感染症の予防にも避妊にも大きな効果があります。
■ エイズ
 ここ数年、性感染症としてのエイズは急激に増加しており、今後日本では他の性感染症の増加と共にさらに増えると見られております。
 HIVウイルス感染によるもので体の抵抗力を低下させてしまう病気です。無症状のまま長ければ10数年という潜伏期間があります。2〜8週間で風邪に似た症状が現れる場合もありますが潜伏期間中はほとんど症状がありません。
 体の抵抗力が落ちると共にカリニ肺炎などの重症感染症、カポジ肉腫などの悪性腫瘍、エイズ脳症などの神経障害などになります。後述の色々な性感染症にかかっていると3〜4倍もエイズにかかりやすくなってきます。
■ クラミジア
 クラミジアの感染者数は急激に増加しており、日本国内で100万人近くと推計され、特に15〜19歳の女性の18人に1人、20〜24歳の15人に1人が感染しているといわれています。
 感染後1〜2週間後に男性は少量の分泌物、女性は多少おりものが増えます。しかし女性で、症状が出るのは感染者のわずか5分の1程度で、他は症状が何も出ず感染に気づきにくい病気です。男性も半分は症状がでません。
 放っておくと、女性の卵管などに炎症を起こし、不妊や流産の原因になります。

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